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丕緒の鳥 十二国記

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『丕緒の鳥 十二国記』ようやく読破しました。(笑)

購入したのは月初だったはずなので、10日掛かったことになるなぁ~。

短編4編のうち、最初の1編は柿ママに「Yom Yom」を借りて読んだことあったので、飛ばしたのに・・・。

「十二国記」何年前に読んだ(読まされた)んだろう・・・あまりにも久々で「王と麒麟」がメインの物語というのも忘れかけてたぐらい。(笑)

でも、この本もおかげで長い間のブランクを一気に縮めてくれた感じがしました。

自分勝手な官吏・・・そういうのがいたよなとか。

今回の短編集は「王と麒麟」が主役ではなく、その国に暮らす官吏だったり民だったりしてるのが、「十二国記」の世界観カムバックに役立ちました。

「落照の獄」は司法の官吏が主役。

民意と刑罰を改めて考えさせられました・・・民意は理解できる、でも刑罰を決めるためには民意に流されてはいけないと・・・。

司法は今もさることながら、未来へ続く刑罰の指針になること等・・・世における裁判員制度に置き換えると深く考えさせられました。

「青条の蘭」は官吏の下っ端役人が主役。

世における自然破壊があたるのかもしれませんね。

ただ、これが「十二国記」という世界観では崩壊が起きる反面、その特効薬も出てくるという都合のよい世界。(笑)

それでも気がつけばよい方だし、それが国の大事と扱わればよいのだけれど、自分の保身しか考えない官吏が横暴してるから、国や民が困ろうと知ったことじゃないのは毎度のこと・・・そうじゃない官吏もいるけど下っ端ではねぇ・・・。

その努力が人伝えで伝わっていくとこは、感動しました。

人と人の国を民を思う心は繋がるんだなと・・・。

「風信」は王の不条理な政策によって家族を殺された女子が主役。

命というものの尊さを良い感じの終わり方で、ほっとさせられた感じがしました。

今後の「十二国記」が楽しみになりました。

今回の主役だった方達が再登場するとは限りませんが、国は民があっての国ということが、「王と麒麟」にどんな影響を及ぼすか、またその下にいる官吏にも及ぼすのか楽しみですね。

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コメント

読了お疲れさまでした。
フィクションにリアルを上手く融合させたような秀作ぞろいでしたよね。

この短編集を読むと、戴の決着をシリーズの完結としないで、短編だけでも不定期にも延々続けていって欲しいとか、勝手な事を考えてしまいます。
待たされた分、シリーズの完結を歓迎していたけれど、待てよ、とか思っちゃいました。

投稿: たいむ | 2013/07/11 08:35

たいむさん、コメントありがとうございます。
そうですね、フィクションなのに現実的に考えさせられました。
「十二国記」は終わりが無い物語の様な気がしてきました。
今後も楽しんで、そして考えさせられながら読んでいくのでしょうね。

投稿: Brian | 2013/07/12 20:34

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